足関節捻挫の解説

誰もが一度は経験したことがある足首の捻挫!
症状の軽いものから重度のものまであり、軽い痛みだから大丈夫だと思って放っておくと痛みが長く続いたり、日常生活に支障をきたす場合もあります。早めの受診と治療をお勧めいたします。

 

足関節捻挫とは?

足関節を捻ってしまい、本来の可動域を超えて、足関節周囲の靭帯が損傷することをいいます。
捻挫の多くは日常生活やスポーツなどで不意に起こります!
足関節は外返しより内返し方向に可動性が大きい関節です。
そのため、捻挫の多くは内返し捻挫(内反捻挫)になります。

靭帯
靭帯は骨と骨をつなぎ、関節が本来の可動域以上に動くのを防いだり、骨同士がズレるのを防ぐ役割をしています。
筋肉や腱と違い、伸びにくく硬い強靭な組織です。
内返し捻挫では前距腓靭帯・踵腓靭帯・後距腓靭帯と二分靭帯呼ばれる外側のくるぶし付近にある靭帯を損傷することが多いです。
一般的な捻挫では前距腓靭帯を損傷することが多いです!